大崎事件と再審法改正講演会

  徳島弁護士会主催の「大崎事件と再審法改正講演会」に参加しました。
 1979年、鹿児島県大崎町で原口アヤ子さんの義弟・四郎さんが自宅横の牛小屋の堆肥の中から遺体で発見されました。保険金目的の殺人事件として逮捕されたアヤ子さんは、40年以上無実を訴えています。
 アヤ子さんがえん罪となった経緯について、鴨志田弁護士が講演しました。詳しく書かれた本は約700ページ。じっくり読みたいと思います。
 トークセッションでは、再審無罪を勝ち取ったえん罪被害者の青木惠子さん(東住吉事件)と、西山美香さん(湖東記念病院事件)が自白を強要された状況などを話されました。
 客観的な証拠よりも自白を重視したり、検察官が隠して出さない証拠があるなど、えん罪になってしまえば無罪にするのが非常に難しいことを改めて実感しました。

 私は、北陵クリニック事件で逮捕された守大助さんを支援する会で活動していますが、誰でも突然えん罪被害者になり、日常生活を奪われる怖さを知りました。
 誰でもなり得る、えん罪被害者の救済のため、再審法の改正をめざす請願運動にも取り組んでいますが、徳島県では24市町村のうち、8市町の議会で意見書が採択されています。さらに増えるようがんばりたいです。

上八万入田後援会で議会報告会とつどいを開きました

山田節子さんの投稿をシェアさせていただきました。
 しらさぎドームで、議会報告会とつどいを開きました。「日本共産党なぜ100年つづいたのか」23日付の赤旗で志位さんが答えているのを読んで、報告にかえ、入党の時など、歴史の中での私のあの時を2人の方がお話してくれました。
 また、党員ではないが、青年時代に労働組合運動やっていたのでよくわかっているとの話も。
 わたなべ市議は新町西再開発について報告。山田県議は円安物価高騰、統一協会と自民党との深い闇の問題、政治の潮目が変わっていることを話しました。
 ゴミ処理施設のことや、記念オケ問題のことなど質問もたくさん出されました。

シェアさせていただきました

 
Facebook 川原 茂雄さんの投稿をシェアさせていただきました。

FBで見つけた黒柳徹子さんの素晴らしい文章です。是非読んで見てください。
(かわ)

 私が会った子どもたちは、みんな可愛かった。
 笑っている子ども、ふざけている子ども、
 赤ちゃんを、おんぶした女の子、
 さかだちを自慢そうに見せてくれた男の子、
 いっしょにうたった子ども、
どこまでも、ついてきた子ども。
いろんな子どもたちに、会った。
そして両親や姉兄を目の前で殺された子ども、
ゲリラに腕や足を切り取られた子ども、
親が蒸発し、小さい弟や妹を残された女の子、
親友だった家畜が、
 飢えて死んでしまいぼう然としていた男の子、
 家も学校も、すべて破壊されてしまった子ども、
難民キャンプを、たらいまわしにされている孤児たち、
家族を養うために売春する子ども。
だけど、だけど、そんな、ひどい状況のなかで、
自殺をした子どもは、一人もいない、と聞いた。
希望も何もない難民キャンプでも一人も、いない、と。
 私は、ほうぼうで聞いて歩いた。
「自殺をした子は、いませんか?」
「一人も、いないのです」
私は、骨が見えるくらい痩せて骸骨のようになりながらも、
一生懸命に歩いている子を見ながら一人で泣いた。
『日本では、子どもが、  自殺してるんです。』
大きい声で叫びたかった。
こんな悲しいことが、あるでしょうか。
豊かさとは、なんなの?
私がいろんな子どもに会って 日本の子どもに伝えたかったこと。
 それは、もし、この発展途上国の子どもたちを、
「可哀想」と思うなら、
「助けてあげたい」と思うなら、
いま、あなたの隣にいる友達と
「いっしょにやっていこうよ」と話して。
「みんなで、いっしょに生きていこう」と、手をつないで。
私の小学校、トットちゃんの学校には 体の不自由な子が何人もいた。
私のいちばんの仲良しは ポリオ(小児マヒ)の男の子だった。
 校長先生は、一度もそういう子どもたちを
「助けてあげなさい」とか
「手をかしてあげなさい。」とか、いわなかった。
いつも、いったことは、
「みんないっしょだよ。  いっしょにやるんだよ」
それだけだった。
だから私たちは、なんでもいっしょにやった。
誰だって友だちがほしい。
肩を組んでいっしょに笑いたい。
 飢えてる子どもだって、
 日本の子どもと 友だちになりたい、
 と思ってるんですから。
これが、みなさんに、私が伝えたかったことです。
黒柳 徹子