私は新ホール整備に関する条例の再議の継続審査について反対討論を行いました。
以下、反対討論の内容です。
12月13日の総務委員会において、県に確認した回答が戻ってきました。
基本協定を白紙にした場合、県は新ホールを整備しないのかという再確認について、県の回答は「白紙に戻すという考えはない」と、これまでと同様の回答でした。12月4日の県議会本会議でも同様の答弁をされています。
また、県が設置する20億円の基金と、県市基本協定に係る、市の県に対する損害賠償請求権との関係について、県の回答は「市に対する損害賠償や補償といった性質のものではない」とのことでした。12月10日の県議会総務委員会や、12月16日の県議会まちづくり・魅力向上対策特別委員会でも同様の答弁をされています。
このようなことから、何度確認しても県の回答は同じでしょう。
県と市は新ホールの建設場所を藍場浜公園に変更するにあたり、基本協定の改定で進めることで合意しています。
改定については法律違反ではなく、基本協定に反する行為でもなく、現状で損賠賠償はないことが、これまで市議会の委員会や本会議の答弁で分かっています。
改定で進めることに問題がないにもかかわらず、問題であるかのような意見など、同じ議論が堂々巡りになっております。これ以上継続審査で採決を先延ばしするべきではありません。
以上、理由を述べまして反対討論を終わります。