12月議会市議会閉会日

市長派議員が提出した船越議員への問責決議案に対して私が行った反対討論と、多田議員への問責と発言の取り消しを求める決議案に対して平岡議員が行った反対討論です。
 記名投票の結果、どちらも反対10、賛成18で可決されてしまいました。

反対 古田、渡邊、平岡、加戸、増田、小野、石部、山本、長田
   (本人の問責決議案の採決は船越、多田除く)

賛成 岡、須見、美馬、武知、春田、森本、井上、斎藤、大西
   黒田、佐々木、岸本、土井、明石、藤田、黒下、梯、本田
(議長の加村議員は除く)

【船越議員への問責決議案に対する反対討論】
 日本共産党徳島市議団の渡辺亜由美です。
 ただいま提出されました議員提出議案第7号「船越議員に対する問責決議案」に対して、反対の立場から討論します。

 この問責決議案の提案理由は、すでに船越議員が削除や訂正、または謝罪を行っている等、すでに対応済みのことに対してです。
 令和3年の問責決議については、訂正や謝罪を申し出たにもかかわらず、問責決議案が提出されました。議会がこのような嫌がらせをするべきではありません。

 また、提案理由には、発言を訂正しても「徳島の宝である阿波おどりをおとしめた事実を消すことはできない」とありますが、台風が接近する中での強行開催、さらにはプレミアム桟敷席の建築基準法違反で、今年の阿波おどりは大きな批判がありました。
 9月議会閉会日に、謝罪も反省も、当時されていなかった市長へ問責決議案を提出しましたが、今日、船越議員に対する問責決議案を提出したみなさんは、市長への問責決議案には反対しました。矛盾しています。

 また、12月議会の本会議質問で、「ど素人以下」という発言がありました。提出者の一人であり、先ほど提案説明された岡議員の発言ですが、このような言葉は議会の品位を傷つけないのでしょうか。
 このようなことから見ても船越議員を標的にした嫌がらせを、何度も議会がすべきではありません。問責決議案には反対です。

 以上反対理由を述べました。議員のみなさまには良識ある判断をお願いしまして、私の反対討論を終わります。


【多田議員への問責と発言の取り消しを求める決議案に対する反対討論】
 日本共産党徳島市議団の平岡保人です。
多田議員に対する問責及び発言の取り消しを求める決議案について反対討論を行います。 はじめに、今回の発言取り消しを話し合う場の持ち方について、一言申し上げます。
多田議員からお聞きしたところ、今回、多田議員一人に対し、議長、総務委員長を含めた6名で発言取り消しを求めるという形になったとのことでした。
 こうした状況は非常に威圧的で、発言の取り消しについて話し合う話し合い方としては非常に問題があったと考えます。今後の改善を要望します。

 発言取り消しを求められている部分は3カ所と聞いていますが、削除の必要なしとする立場から、問責決議案に反対する理由を述べます。

 一つ目、署名の縦覧場所でのやり取りで 発言記録の「その男性がとった行動は、自らのツイッターで****」の部分です。
この発言は、縦覧場所にやってきた男性の縦覧に関する行動と、縦覧の後とった行動を述べたもので、この発言のなかに個人が特定されるような文言は何もありません。したがって発言取り消しの必要はないものと考えます。この男性の述べている自分が被った被害の状況は、ツイッターでご自分が拡散を呼びかけたことが主な原因と考えられます。

 二つ目、「不正行為」について発言記録の「この不正行為は、公正な選挙を行うための専門部署が行ったことが、もし事実であれば、かなり大きな問題と疑惑があると感じます。」の部分です。
 委任状もないまま、紙に書かれた氏名、住所、生年月日を確認しただけで、本人から署名の確認を委任されたとして10名の他人のパソコンデーターを検索し、署名の有無を教えています。本人不在で、委任状もなく、本人の意志かどうか確認できない状況で、署名の有無を知らせることは個人情報保護の観点から大きな問題があり、正しい行為とは言えません。したがって発言取り消しの必要はないものと考えます。

 三つ目、「同一筆跡・不正署名」について発言記録の「この不正署名のことについて申し上げれば、いいですか***」の部分です。
 多田議員は、市民の声を市政に届けようと住民投票を求める署名活動の先頭に立ってこられた方です。そうした市民の声に押し上げられ、議員に当選されました。署名活動に対する熱意や、市民の声を市政に届けようとする思いには並々ならぬものをお持ちのことと思います。発言は、その思うところを述べただけで、問題になるような発言ではありません。したがって発言取り消しの必要はありません。

 多田議員は日頃から自らもそうおっしゃっているように「オバちゃんの代表」であり、「市民の代表」です。我々議員は、多田議員の素朴で率直な発言にこめられている市民の思いをこそ感じ取るべきではないでしょうか。

 以上、発言取り消しの必要がないことを述べて、問責及び発言の取り消しを求める決議案への反対意見を述べました。
 議員各位の御賛同をお願いいたしまして、私の反対討論を終わります。